和歌山市での外壁塗装の知識や塗料の選び方を紹介!
公開:2024.02.29 更新:2025.02.28
和歌山で外壁塗装の依頼を検討しているなら、塗料の選び方について知識を付けておくとよいでしょう。
外壁塗装には主にアクリル塗料、ウレタン塗料、シリコン塗料、ラジカル塗料、フッ素塗料、無機塗料の6つがあり、それぞれ特徴があります。
また、外壁塗装をする際には、目的や価格、素材の相性を考慮して選び、施工業者の知識やアフターフォローも確認が必要です。和歌山市の外壁塗装相場は100万円〜120万円ですが、サイディングカバー工法の場合は300万円以上になることもあります。トラブル防止のためにも、しっかりと情報を得て選ぶことが大切です。
目次
外壁塗装の塗料の種類
外壁塗装は塗料が重要です。塗料によって劣化のスピードや耐久性が異なるため、選ぶ際は良質な塗料を選ぶようにしましょう。
◇外壁ごとに適した塗料がある
外壁塗装の塗料にはさまざまな種類があり、性能に優れたものは耐久性も高く、比例して費用も高いのが特徴です。外壁の素材によって劣化のし方も異なるため、それぞれの塗料の特徴やデメリットを理解した上で、外壁と相性のよいものを選ぶ必要があります。
また、耐久年数は塗料そのものの性能だけでなく、住宅の環境・立地によっても変わってくるものです。塗料を選ぶ際は、塗料の特徴が自宅の外壁に合っているのかも考慮して選ぶようにすると失敗を防げます。
◇外壁塗装の6種類の塗料
住宅の外壁塗装でよく使用される塗料は、次の6つです。
・アクリル塗料
アクリル塗料は発色がよく、価格相場が1,000円〜1,500円と安価なことで知られています。しかし、耐久性が3〜6年前後と他の塗料に比べると短く、熱や紫外線にも弱いのがデメリットです。
耐久性が低く頻繁に塗装しなおさなければならないため、一般的には数年持てば十分といったレベルの建物の塗装で使用されます。
・ウレタン塗料
木材から金属まで、幅広い素材に塗装可能で、耐久性も7〜10年前後とアクリル塗装よりもよいのが特徴です。価格相場は1,800円〜2,500円ほどで、近年シリコン塗料と価格にあまり差がないことから使用される機会が減っています。
・シリコン塗料
近年よく外壁塗装で使用されているシリコン塗料は、汚れにくく製品が豊富で耐久性も優れており、10〜13年ほど持つのが特徴です。価格相場は2,500円〜3,500円とアクリル塗料・ウレタン塗料と比べると高めですが、その分性能に優れています。しかし、最近ではラジカル塗装の人気が上昇したことで使用頻度が下がり気味です。
・ラジカル塗料
2010年代よりラジカル塗装は、低汚染機能を兼ね備えている塗料として知られています。耐久性にも優れており12〜15年ほどです。色成分が粉状になって表面化してしまうチョーキングを起こしにくいのもメリットのひとつです。
価格相場は3,000円〜4,000円と他の塗料よりも高めですが、その分機能性に優れています。
・フッ素塗料
フッ素塗料は紫外線に強く、マンション・アパートなどの気軽に塗り替えができない建物の塗装でよく使用される塗装で、耐久性も優れており13〜15年ほど持つのが特徴です。スカイツリーの塗装でも使用されており、外壁以外ではシャッターの塗装にも向いています。
価格相場は、3,500円〜5,000円と他の塗料に比べて価格が高めという点がデメリットです。
・無機塗料
無機塗料は、これまでの塗料よりも耐久性が優れており、有機成分とハイブリッド化することで柔軟に塗膜をつくれるだけでなく、カビや藻類などの発生を抑えられます。また、一度塗装すると20年以上持つため、長く保たせたい方は、無機塗料を選ぶのがおすすめです。
価格相場は4,000円〜5,500円とフッ素塗料同様、価格が高めなのがデメリットといえます。
外壁塗装の塗料の選び方のコツ

画像出典先:フォトAC
塗料は種類が豊富でどれを選んだらよいのか迷ってしまう方も多いです。塗料の選び方のポイントとして、いくつかのコツがあります。
塗料を選ぶ際は、このコツを参考に選んでみると塗料選びで失敗しにくいでしょう。
◇目的で選ぶ
塗料を選ぶ際は、目的を決めて選ぶのが重要です。例えば、遮熱・断熱効果が欲しい場合は、遮熱・断熱の効果がある塗料を選ぶのがよいでしょう。
外壁の汚れや雨漏りを防ぎたい場合は、シリコン塗料などのような汚れがつきにくい塗料を選ぶと失敗を防げます。
◇価格や見た目で選ぶ
「塗料の特徴は分かったけど決められない…」という方は価格や見た目で選ぶのも1つの方法です。性能が優れていればいるほど価格が高い傾向にありますが、安いからといって低性能というわけではありません。安い価格で仕上がりがきれいな塗料もあります。メーカーによって仕上がりが異なり、安価でも性能に優れた塗料もあるため比較して選ぶのがおすすめです。
◇耐用年数や相性で選ぶ
塗料は種類によって耐用年数が異なります。ラジカル塗料・フッ素塗料・無機塗料は最低でも15年、長いもので20年以上持つため、頻繁に塗り直す必要がありません。そのため、コスト面での負担も軽減できるのも耐用年数で選ぶメリットの1つです。
また、住宅の外壁に使われている素材との相性も、仕上がりや耐用年数に影響します。木材の場合はウレタン塗料、コンクリートの場合はシリコン塗料が相性抜群です。
相性については、外壁塗装業者と相談しながら決めると失敗を防げます。
和歌山市で外壁塗装をする前に知っておいた方がいいこと
外壁塗装を業者へ依頼する前に、施工業者選びが重要です。選ぶ際にチェックしておきたいポイントや外装塗装の相場を知っておくとトラブル防止につながります。
◇和歌山市の外壁塗装について
これから和歌山県内で外壁塗装を考えている方は、担当者や施工業者が外壁塗装の知識や実績があるのか、しっかりチェックしておくのが重要です。
知識のない担当者や施工業者に依頼してしまうと、トラブルにつながる恐れがあります。また、アフターフォローがしっかりしているのかも合わせてチェックしておくのがおすすめです。
◇和歌山市の外壁塗装相場について
和歌山の外装塗装相場は屋根塗装を含む場合、100万円〜120万円ですが、住宅の大きさなどによっても変わってきます。ただし、外装サイディングカバー工法の場合は300万円を超えるケースもあるため、必ず見積もりをとってから依頼するのがおすすめです。
外壁塗装の塗料は種類が豊富で、外壁素材や環境によって適したものの選択が必要です。代表的な6つの塗料には、アクリル塗料、ウレタン塗料、シリコン塗料、ラジカル塗料、フッ素塗料、無機塗料があり、それぞれ特徴があります。
選ぶ際は目的や価格、耐用年数、相性を考慮し、外壁に合った塗料を選ぶようにしましょう。外壁塗装の選び方のポイントは、目的を決めて選ぶこと、価格や見た目で判断すること、耐用年数や外壁に使われている素材との相性を考慮することです。
また、外壁塗装を検討する際は、業者選びが重要となります。和歌山県内での相場や外壁塗装に関する知識が十分かも確認しておくとよいでしょう。
